大規模修繕・改修工事のおおまかな流れは下記のようになります。
着工前諸手続き
関係官公庁へ工事許可申請を行います。
また、居住者様へ工事の説明会を開き、近隣の方々へ着工の挨拶を行います。
施工前準備
必要に応じ、仮設事務所を設置します。その後、居住者様の安心安全を第一と考えた、仮設仮囲い、仮設足場等の設置を行います。
下地準備
既存の外壁にこびりついた汚れや劣化した塗装面・カビなどを高圧洗浄機を使い、新たな塗装が定着しやすいように除去します。
鉄部も同様にケレン作業と言われる劣化した塗装面を削ぎ落とす作業を行います。
また、屋根や開放廊下、バルコニーなどの防水層は既存の物を剥がし、下地に損傷や劣化がないか確認をします。
必要に応じて、接着剤やシーリング材で補修を行います。
こちらも新たな防水層を安定させるために不可欠な作業です。
外壁改修・塗装・防水、その他工事
建物の状態や、既存の施工方法に応じた工法で補修・施工を行います。
外壁の塗装色は居住者の好みもそれぞれございます。
事前に仕様色見本などを提出し、確認させていただきます。
汚れにくい塗料などもありますので、この機会にご検討いただくのも良いかもしれません。
工事終盤
足場を解体する前に、責任者と共に修繕箇所を全てチェックさせていただきます。
直接チェックできない場所は、写真にてご確認いただけますのでご安心ください。
その時の指摘箇所の是正や残工事を行い、施工完了です。
施工完了
施工箇所のチェックが全て完了したら工事完了確認書にご署名をいただき、工事完了です。
併せて、各種報告書や使用した資材のカタログや保証書、アフターサービス説明書などの必要書類を提出させていただき、清算となります。
足場やシートも取り外され、お化粧直ししたマンションがお目見えとなります。
アフターサービス
工事完了後も定期点検やメンテナンスなどを行い、修繕箇所の不具合や建物の状態を把握して対処してまいります。